「アカナドッグフードはチワワにおすすめできる?」
「アカナのどの種類がチワワに合うの?」
この記事は、そんな方へ向けて書いています。
チャンピオンペットフーズ社が製造販売をしているカナダ産ドッグフード「アカナ」。
活動犬や高タンパク質フードが必要な子に選ばれることが多いですが、「原材料や成分はチワワには適しているのか?」初めての方だと分からないですよね。
ここでは、アカナの原材料や成分、粒サイズなどを分析し、「チワワにおすすめできるのか?」徹底的に検証していきたいと思います。
今までに100個以上のドッグフードを調査し、書籍や論文で日々勉強をしている僕が徹底解説していきますね。
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目次
アカナドッグフードはチワワにおすすめできる?【相性を評価】
アカナとチワワの相性:(Aランク)
チワワの選び方のポイント | 評価 | 理由 |
消化の良さ | ・新鮮な肉類を50〜75%配合。 ・注意すべき添加物不使用。 | |
関節サポート効果 | グルコサミン、コンドロイチン供給源である新鮮な家禽類、肉類、魚類が豊富。 | |
脂肪・カロリー | 少し高めの脂質量(17%)平均的なカロリー(3510kcal) | |
小粒サイズ | 直径1〜1.2cm。 |
まず、チワワに適したドッグフードの条件に、アカナの「アダルトスモールブリード」を比較してみました。
アダルトスモールブリードは1歳以上のあらゆる小型犬用に対応した商品であり、検証したところチワワにおすすめできるドッグフードと言えます。
アカナドッグフードとチワワの相性検証①【消化の良さ】
消化の良さ:
チワワに限らず、消化に良いドッグフードはワンちゃんの健康に大切です。
消化に悪いドッグフードを食べていると、消化不良を引き起こし下痢や嘔吐の原因になる恐れがあるからです。
消化に悪いドッグフードとは、添加物が多く使われていたり、本来破棄されるはずの低品質の肉類を使っていたり、穀物を主原料に使っているドッグフードなどが挙げられます。
ですが、アカナの場合はどの種類にも本当に良い食材を丁寧に調理して作られています。
合成サプリメントも必要最低限であり、肉や魚をたっぷりと使われているので豆類を主要原材料に使ってることもありません。
体に悪い原料や添加物を使わず、原料は人間も食べられるグレードを使っていたりと大変優秀なので、添加物によるアレルギーや涙やけのリスクが大変低いです。
涙やけ対策としてアカナはおすすめできるドッグフードと言えるでしょう。
アカナドッグフードとチワワの相性検証②【関節サポート効果】
関節サポート効果:
チワワは他の犬種に比べて足が細いので骨折や脱臼がしやすい犬種です。
そのため、チワワにとっては関節サポートができるドッグフードが適しており、アカナは関節サポート効果が期待できるのでチワワとの相性は良いと言えます。
アカナにはグルコサミンやコンドロイチンの供給源である新鮮な肉類や魚類がたっぷり含まれていますよ。
合成サプリメントを使わず、新鮮食材で関節サポート効果が期待ができるのは大変魅力的です。
アカナドッグフードとチワワの相性検証③【脂肪・カロリー】
脂肪・カロリー:
タンパク質・脂肪・カロリー
- タンパク質:31%
- 脂質:17%
- 100gあたりのカロリー:351kcal
上記はアカナのアダルトスモールブリードの成分値ですが、脂質量が17%とやや高めです。
室内飼いで運動不足になりがちなチワワは肥満になりやすい傾向があるので、脂質が高い点はややマイナスですね。
ただ、「活動量の多いチワワ」や栄養が多く必要な時期である「子犬のチワワ」にはアカナは栄養価が高いので大変適していますよ。
アカナドッグフードとチワワの相性検証④【粒サイズ】
粒サイズの相性:
粒サイズ
- 直径:約1〜1.2cm
- 厚み:約2mm
アカナの粒サイズは直径1〜1.2cmなので中粒サイズに分類できます。
チワワのような小型犬にとっては、もう少し小さい粒サイズが適していますが、厚みは薄いので比較的食べやすいドッグフードです。
口コミを見る限りカリカリして食べる子が多いので、粒を飲み込む子や早食いする子よりは、粒をよく噛んで食べる子との相性が良いかもしれませんね。
検証をして分かったアカナドッグフードがおすすめなチワワと不向きなチワワ
アカナが不向きなチワワ
不向きなチワワ
- 小粒が好きなチワワ
- 心臓・腎臓に疾患のあるチワワ
アカナは安全性・品質が高く、チワワに適したドッグフードの選び方の条件もほぼ満たしているので基本的におすすめできます。
ただ、粒サイズは1cm以上と中粒サイズなので、0.7〜1cmほどの小粒サイズが好きなチワワちゃんには不向きと言えます。
特に顎の力が弱い子犬やシニア犬だと食べてくれない恐れがあるので、もし食べてくれない場合はお湯でふやかして与えてみましょうね。
また、アカナはタンパク質が高い傾向にあるため、心臓や腎臓に負担を与えてしまう恐れもあります。
すでに心臓や腎臓に疾患のあるワンちゃんであれば、事前に獣医さんにフード内容を相談することをおすすめしますよ。
ただ、後述しますがアカナには体重管理用があるので、肥満気味であれば体重管理用である「ライト&フィット」を推奨します。
アカナがおすすめのチワワ
おすすめなチワワ
- 子犬のチワワ(栄養を多く必要とする時期なため)
- 食の細いチワワ(少量で栄養をしっかりと摂れるため)
- 運動量の多いチワワ
- 粒をよく噛んで食べるチワワ
アカナは全体的に栄養価が高いので、栄養を多く必要な「子犬のチワワ」には大変適しています。
また、1粒1粒の栄養価が高いということは給餌量が少なくて済むため、食の細いチワワちゃんにもおすすめできます。
同様の理由で、消費エネルギーが多い活発なチワワちゃんにも適したドッグフードと言えるでしょう。
アカナドッグフードのどの種類がチワワにおすすめ?
全4シリーズ | 商品数 | シリーズの特徴 |
クラシック | 3商品 | 肉類含有量50%・野菜果物50% 1商品に3種類の動物性タンパク質を使用。 タンパク質が他のシリーズよりも控えめ。 |
ヘリテージ | 9商品 | 肉類含有量60〜75%・野菜果物25〜40% ライフステージや目的別に栄養バランスを調整しているシリーズ。 |
レジオナル | 4商品 | 肉類含有量70%・野菜果物30% 1商品に5種類の動物性タンパク質を使っているシリーズ。様々な肉類を1度に摂取できる。 |
シングル | 4商品 | 肉類含有量50%・野菜果物50% 単一タンパク源のシリーズ。食物アレルギーのある子に配慮。 |
アカナは4シリーズ別に分けられ、全21商品がある大変商品数が多いドッグフードです。
これだけ種類が多いと、「うちのチワワにはどれが合うんだろう?」と悩んでしまいますよね。
肥満気味のチワワにはヘリテージシリーズの「ライト&フィット」
特徴
- 主原料:新鮮鶏肉
- タンパク質:35%
- 脂質:11%
- 100gあたりのカロリー:307kcal
肥満傾向にあるチワワちゃんには、他の商品よりも脂質やカロリーが控えめの「ライト&フィット」をおすすめします。
タンパク質は35%と高タンパク質なので筋肉量を維持しながらダイエットをしていけるドッグフードです。
チワワにとって高タンパク質すぎる欠点はありますが、栄養価が高いことに変わりはないので、少量で栄養をしっかりと摂ることができます。
チワワの子犬にはヘリテージシリーズの「パピースモールブリード」
特徴
- 主原料:新鮮鶏肉
- 粒サイズ:小粒
- タンパク質:33%
- 脂質:20%
- 100gあたりのカロリー:390kcal
チワワの子犬には、小型犬子犬用に作られた商品「パピースモールブリード」をおすすめします。
粒は小粒サイズなので食べやすく、成長期の子犬に合わせているので他の商品に比べてタンパク質・脂質・カロリーが高いです。
ちなみに、アカナには「パピー&ジュニア」という商品もありますが、「パピー&ジュニア」も子犬用ですが小型犬用ではないので注意しましょう。
チワワの成犬にはヘリテージシリーズの「アダルトスモールブリード」
特徴
- 主原料:新鮮鶏肉
- タンパク質:31%
- 脂質:17%
- 100gあたりのカロリー:351kcal
成犬のチワワの商品選びに迷った場合は、「アダルトスモールブリード」をおすすめします。
アダルトスモールブリードは小型犬用に栄養バランスを調整されているのでチワワに最適です。
ただ、前述したように脂質は高めなので、どちらかというと運動量の多いチワワちゃんにおすすめできますよ。
チワワの老犬にはヘリテージシリーズの「シニアドッグ」
特徴
- 主原料:新鮮鶏肉
- タンパク質:33%
- 脂質:14%
- 100gあたりのカロリー:332.5kcal
シニアのチワワちゃんには7歳以上のあらゆる犬用に作られた「シニアドッグ」がおすすめです。
シニアになると運動量が落ち肥満になりやすくなるので、シニアドッグでは脂質やカロリーを控えめに調整されています。
また、シニアになると骨が弱くなって骨折や脱臼がしやすくなるので、シニアドッグではグルコサミンやコンドロイチンを多く摂取することができます。
関節サポート効果が大きいので、シニアのチワワちゃんには大変適しているでしょう。
タンパク質量に不安がある場合は、タンパク質が29%と控えめの『クラシックシリーズ』を推奨しますよ。
特定のお肉でアレルギーのあるチワワには『シングルシリーズ』
シングルシリーズ | 主原料 | 対応犬種 |
グラスフェッドラム | ラム肉 | 全年齢 |
フリーランダック | 鴨肉 | 全年齢 |
ヨークシャーポーク | 豚肉 | 全年齢 |
パシフィックピルチャード | イワシ | 全年齢 |
もし特定のお肉でアレルギーがあるチワワちゃんであれば、シングルシリーズを選びましょう。
シングルシリーズであれば使用している肉類が1種類だけなので、愛犬のアレルギーではない肉類を使ったアカナを与えることができます。
上記の表にまとめたように、ラム肉や鴨肉、豚肉、イワシ肉があるので愛犬の好みに合わせてあげると良いかと思います。
1商品だけを与え続けるより3種類ほどをローテーションして与えていくと、愛犬がフードに飽きにくくなるのでおすすめですよ。
アカナよりもチワワにおすすめのドッグフードはある?
アカナはチワワと相性が良いですが、アカナに欠点があるとすれば、チワワにとってはタンパク質が高すぎること、脂質が高いこと、粒サイズがやや大きいことの3点が挙げられます。
これらの欠点がなく、アカナよりもチワワの相性が良いドッグフードには、同じく人気商品の「モグワン」が挙げられます。
モグワン | アカナ(アダルトスモールブリード) | |
主原料 | チキン&サーモン53%(どちらも生肉と乾燥肉を使用) | 新鮮鶏肉・鶏肉ミール・七面鳥肉ミール |
消化の良さ | ||
穀物 | グレインフリー | グレインフリー |
関節サポート成分 | 3種類配合 | 新鮮食材から供給 |
タンパク質 | 28% | 31% |
脂質 | 12% | 17% |
カロリー | 344kcal | 351kcal |
粒サイズ | 小粒(0.8〜1.2cm) | 中粒(1〜1.3cm) |
内容量 | 1.8kg | 2kg |
価格 | 3,564円 | 5,500円 |
チワワとの相性 | Sランク | Aランク |
モグワンは日本のワンちゃん向けに作られているので、タンパク質量がチワワにとって負担のない適度な値です。
また、アカナに比べて脂質やカロリーが低く、粒も小粒サイズなので、チワワとの相性は大変良いです。
モグワンを選ぶメリットが他にあるとすれば、価格がアカナに比べると安いことですね。
ただ、決して「アカナよりもモグワンがおすすめ」と断定することはできません。
合う・合わないがありますし、体質や飼育環境、健康状態、犬の好みによっても相性は変わるからです。
アカナは商品数が多いので、様々な状況に対応できるのはアカナですよ。
まとめ
アカナとチワワの相性:(Aランク)
チワワの選び方のポイント | 評価 | 理由 |
消化の良さ | ・新鮮な肉類を50〜75%配合。 ・注意すべき添加物不使用。 | |
関節サポート効果 | グルコサミン、コンドロイチン供給源である新鮮な家禽類、肉類、魚類が豊富。 | |
脂肪・カロリー | 少し高めの脂質量(17%)平均的なカロリー(3510kcal) | |
小粒サイズ | 直径1〜1.2cm。 |
今回、人気商品の一つであるアカナドッグフードとチワワとの相性を検証しました。
チワワにとってはややタンパク質や脂質が高い傾向にありますが、使用食材は大変品質が高く、相性も良いのでおすすめできます。
ちなみに、アカナの姉妹ブランドには「オリジン」がありますが、オリジンは肉の量が多くタンパク質がさらに高くなってしまうので、オリジンよりはアカナの方がチワワに適していますよ。
また、商品数もオリジンよりアカナの方が豊富です。
中には正規品ではないアカナを販売している業者もあるので、安心安全のアカナの公式サイトから購入をおすすめします。
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モグワンはチワワにおすすめできる?子犬から老犬まで相性を徹底検証!
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