「モグワンをふやかして与える方法を知りたい!」
「モグワンをふやかすメリットとデメリットは?」
この記事は、そんな方へ向けて書いています。
モグワンはドライフードなので、そのままだとカリカリとした感触です。
でも、顎の力が未発達な「子犬」や噛む力が弱まってくる「シニア犬」にとっては、硬いフードだと食べてくれないことがありますよね。
そこで本記事では、モグワンを簡単にふやかす方法を画像付きでご紹介していきますね。
【この記事を読むと以下のことが分かります】
- モグワンを簡単にふやかす方法
- モグワンをふやかす際の注意点
- モグワンをふやかすメリット・デメリット
- どんな犬にふやかして与えると良いのか?
実際に僕の愛犬に与えてみたので、ぜひご参考にしてください。
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目次
モグワンを簡単にふやかす方法
【ふやかす手順】
- モグワンとぬるま湯(40℃)を用意する
- モグワンにぬるま湯を注ぐ
- 10〜15分ほど放置して完了
モグワンをふやかす最も簡単な方法は、上記の3ステップです。
ひとつずつ手順を解説していきますね。
手順①モグワンとぬるま湯(40℃)を用意する
モグワンをふやかす際は、まず40℃程度のぬるま湯を用意しましょう。
この際、冷水だとふやけるのに時間がかかったり、熱湯だと栄養素が破壊される恐れがあるので注意しましょう。
人肌程度のぬるま湯が理想的ですよ。
手順②モグワンにぬるま湯を注ぐ
ぬるま湯を用意したら、モグワンに注いでいきましょう。
注ぐ量に決まりはありませんが、全ての粒が浸るぐらいの量が目安です。
手順③10〜15分ほど放置して完了
ぬるま湯を注いだ後は、10〜15分ほど放置をして完了です。
上記の写真は、実際にぬるま湯を注いで10分程度放置したモグワンです。
写真では少し分かりづらいのですが、水分を吸収してふやけているので、柔らかくなっています。
指で押すと簡単に潰れるくらい柔らかいので、子犬やシニア犬でも食べられる硬さですよ。
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モグワンをふやかす時の放置時間の目安
放置時間 | モグワンのふやけ具合 |
5分 | 外側だけふやけている状態。 水分を少し吸収しているが、内側まではふやけていない。 |
10分 | 指で粒を押すと簡単に潰れる状態。 |
15分 | 力を入れなくても指で簡単に潰れる状態。 ペースト状にすることもできる。 |
上記の表に、「放置時間に対するモグワンのふやけ具合」をまとめました。
僕もモグワンをふやかして与えることがあるのですが、経験上、放置時間が5分程度だと柔らかくなるのは外側だけです。
なので、「少しだけ柔らかくして与えたい」という場合は、5分程度でも良いかと思います。
ただ、噛む力が弱い子犬やシニア犬だと、最低でも10分ほど放置した方が内側まで柔らかくなるのでおすすめしますよ。
もし「離乳期の幼犬」や、歯がなくて「噛むことができない子」には、15分程度放置してペースト状にして与えてあげると食べてくれるようになります。
モグワンをふやかす際の3つの注意点
3つの注意点
- 熱すぎるお湯・冷たい水は使わない
- 余ったぬるま湯はそのまま与えること
- 食べ残した場合は捨てること
モグワンをふやかして与える際、上記の3つの注意点があります。
ひとつずつ解説していきますね。
①熱すぎるお湯・冷たい水は使わない
モグワンをふやかす際は、「熱すぎるお湯」や「冷たい水」は使わないようにしましょう。
熱すぎるとモグワンの栄養素まで破壊されてしまう恐れがあるからです。
また、冷たい水はふやけるの時間がかかりますし、犬のお腹を冷やしてしまう恐れがあります。
そのため、モグワンをふやかす際は、「40℃ぐらいのぬるま湯」が理想ですよ。
ただ、確証はないので、ぬるま湯でふやかすのが最も賢明と言えるでしょう。
②余ったぬるま湯はそのまま与えること
モグワンをふやかす際に使うぬるま湯は、捨てずにそのまま愛犬に与えてください。
先ほど、「ぬるま湯だと栄養素は破壊されない」とお伝えしましたが、モグワンに含まれる水溶性の栄養素は溶け出しています。
ぬるま湯の中に栄養素が溶け出しているので、余ったぬるま湯はそのまま与えてあげましょう。
③食べ残した場合は捨てること
ふやかしたモグワンを与えて愛犬が食べ残した場合、その残ったモグワンは捨ててください。
一度水分を吸収したモグワンは雑菌が繁殖しやすくなっているからです。
食べ残しだけでなく、作り置きも同じ理由でおすすめできません。
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モグワンをふやかすメリット・デメリット
モグワンをふやかす3つのデメリット
3つのデメリット
- 噛む力が衰えていく
- ドライフードを食べなくなる恐れがある
- 虫歯や歯周病になりやすくなる
モグワンをふやかすのは、上記の3つのデメリットがあります。
それぞれ解説していきますね。
①噛む力が衰えていく
モグワンをふやかして与えていると、噛む力が衰えていく恐れがあります。
柔らかいので、食べる際に顎の力を使わなくなるからです。
噛む力が弱くなるのは発育上、良くありません。
そのため、ドライフードのままモグワンを食べてくれるなら、ふやかして与えない方が賢明と言えますよ。
ふやかして与えるのは時々にした方が良いでしょう。
②ドライフードを食べなくなる恐れがある
モグワンをふやかすと香りが広がって食いつきが良くなります。
ただ、ふやかしたモグワンだけを与えていると、ドライフードを食べなくなってしまう恐れがあるので注意しましょう。
カリカリしたフードが苦手になってしまう恐れがあるので、やはり日常的に与えるのはおすすめしません。
③虫歯や歯周病になりやすくなる
モグワンをふやかすとウェットフード風になるので、歯につきやすくなります。
歯につきやすくなると虫歯や歯周病の原因となるので、食後にハミガキを行っておいた方が良いでしょう。
犬の歯や口周りの健康を維持したい場合は、普段は通常のドライフードを食べさせることをおすすめします。
モグワンをふやかす3つのメリット
3つのメリット
- 食いつきが良くなる
- 噛む力が弱い子でも食べられる
- 消化吸収が良い
モグワンをふやかすメリットは上記の3つです。
ひとつずつ解説していきますね。
①食いつきが良くなる
モグワンをふやかすことで食いつきが良くなるメリットがあります。
モグワンは肉と魚がたっぷりと使われており、ふやかすと香りが広がるので、嗅覚の鋭い犬にとって大変効果的です。
先ほどお伝えしたように、頻繁に与えるのはおすすめできませんが、食いつきが悪い子にはぜひ一度試してあげてください。
②噛む力が弱い子でも食べられる
ふやかすメリットは、顎の力が未発達な「幼犬」や、噛む力が衰えていく「シニア犬」にとって食べやすくなることです。
モグワンは生後2ヶ月から対応しており、離乳食として与えることもできるので、幼犬の頃から栄養価の高いモグワンを与えていくのはオススメです。
また、モグワンは関節サポート成分も豊富なので、骨折がしやすくなるシニア犬に与えるのも推奨できますよ。
③消化吸収が良い
ふやかすことで消化吸収が良くなり、消化器官への負担が低くなるのもメリットです。
消化器官が未発達な子犬、胃腸が弱っている犬、消化機能が衰えていくシニア犬にとって、消化への負担が減るのでおすすめと言えるでしょう。
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モグワンをふやかして与えるのは何歳まで?
モグワンをふやかして与えるのは、目安として生後3〜4ヶ月までです。
個体にもよりますが、生後3〜4ヶ月ほどで乳歯が完全に生え揃うからです。
前述したように、ふやかしたモグワンを成犬になっていても与え続けていると、ドライフードを食べなくなる恐れがあります。
生後3〜4ヶ月目ぐらいから、少しずつふやかして与えるのを控えるようにして、1週間ほどかけて徐々に切り替えていきましょう。
切り替える方法は、モグワンをふやかす際に使う水分量を減らしていって、徐々にドライフードへ移行する方法です。
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ふやかしたモグワンは成犬やシニア犬に与えても大丈夫?
基本的にふやかしたモグワンは子犬に推奨できますが、成犬やシニア犬にも推奨できるケースがあります。
ふやかしたモグワンがおすすめな成犬
成犬におすすめなケース
- 歯が弱っていてドライフードが食べられない子。
- 消化器官が弱っている子。
- 食欲不振になっている子。
成犬には基本的にそのままのモグワンを与えるのが理想です。
成犬だと消化器官が発達しており、噛む力も充分にあるからです。
ただ、上記のような子にはモグワンをふやかして与えてあげましょう。
ふやかしたモグワンがおすすめなシニア犬
シニア犬におすすめなケース
- 歯周病や歯肉炎を発症している子。
- 食べ物を飲み込む力が弱くなっている子。
- 消化機能が衰えている子。
- 高齢で食欲がなくなってきている子。
歯の健康のためにはシニア犬でも、硬いままのモグワンを与えることを推奨します。
ですが、上記のような子にはモグワンをふやかして与えてあげましょう。
シニアになると「食べ物を飲み込む力」や「消化機能」が衰えていくので、ふやかして与えてあげることで消化に優しくなり、食べやすくなります。
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モグワンをふやかして与える方法【まとめ】
【まとめ】
モグワンをふやかす方法は、ぬるま湯を入れて10〜15分ほど放置するだけ。
熱すぎるお湯や冷たすぎるお湯は使わないこと。
ふやかして与え続けると噛む力が衰えていく恐れがあるので注意。
ふやかして与える目安は、生後3〜4ヶ月まで。
愛犬の食欲や健康状態によっては、成犬やシニア犬にもふやかして与えてあげよう。
モグワンをふやかすのは、ぬるま湯を注いで10〜15分ほど放置すると簡単に行うことができます。
ふやかすことで食べやすくなって食いつきが上がるので、時々ふやかして与えてあげると飽きることがなくなるのでオススメします。
基本的にふやかして与えるのは消化器官が未発達な幼犬に適していますが、成犬やシニア犬にもおすすめできるケースがあります。
愛犬の食欲や健康状態を見て、必要な時にモグワンをふやかして与えてあげましょうね。
食べやすくなるので、ぜひあなたのワンちゃんにも試してあげてください。
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