「ドッグフードに含まれる危険な添加物・成分ってどんなものがあるの?」
「愛犬には安全なドッグフードを食べさせてあげたい!」
この記事は、そんな方へ向けて書いています。
ドッグフードの中には無添加で安全性の高い商品もありますが、大量の添加物や粗悪な原材料を使っている商品もあるので注意が必要です。
本記事では、「犬にとって有害となる添加物や成分」について詳しくご紹介していきますね。
【この記事を読むと以下のことが分かります】
- ドッグフードに含まれる危険な添加物・成分
- 安心して与えていけるドッグフードの特徴
僕も愛犬には長生きしてほしいので、犬にとって有害となる成分について徹底的に調べ、食いつきが良いことはもちろん、安全性の高いドッグフードを食べさせることにしています。

愛犬家の僕が分かりやすく解説していきますね。

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目次
ドッグフードで使われることがある4種類の危険な添加物・有害な成分
有害な成分
- 食品添加物
- 4Dミート
- 動物性油脂
- ビートパルプ
ドッグフードで使用される原材料の中で、大きく分けると上記の4種類に注意すべきです。
ひとつずつ解説していきますね。
①ガンや皮膚病などの病気の原因になる「食品添加物」
保存料:ソルビン酸カリウム
ソルビン酸カリウムとは保存料のことです。
細菌やカビの発生・増殖を抑える働きがあるため、腐敗防止として使われることが多いです。
ソルビン酸カリウムは単体でも危険性があると言われているのですが、他の食品添加物との組み合わせによって発がん性が指摘されています。
避けた方が良い食品添加物と言えるでしょう。
発色剤:亜硝酸ナトリウム
亜硝酸ナトリウムはドッグフードの発色剤として使用されている添加物です。
人間の食品ではハムやソーセージなどの発色剤としても使用されています。
亜硝酸ナトリウムを使用することによりフードの色や鮮度を調整することができますが、犬が大量に食べると「メトヘモグロビン血症」を引き起こされると言われています。
メトヘモグロビン血症になると酸素の運搬能力がなくなってしまうため、酸素欠乏状態になりチアノーゼを引き起こす危険性があります。
犬の悪影響となるので、避けた方が良い添加物と言えるでしょう。
保湿剤:プロビレングリコール
プロピレングリコールは、セミモイストタイプ(半生タイプ)のドッグフードに使われることが多い保湿効果のある添加物です。
犬の場合、少量であれば問題はないとされていますが、過剰摂取した場合は元気消沈、運動失調、発作、痙攣などを引き起こすと言われています。
保湿剤として使用されているため、ドライフードに入っていることはありませんが、おやつや半生タイプのフードには注意しましょう。
酸化防止剤:エトキシキン
エトキシキンとは合成酸化防止剤のことで、ドッグフードや家畜用飼料の酸化防止、りんごの変色を防ぐなどの目的で使用されている添加物です。
少量でも強い抗酸化力があり、価格も非常に安く、メーカー側からするとコストパフォーマンスの高い添加物と言えます。
エトキシキンをワンちゃんが摂取すると、皮膚病やアレルギー性皮膚炎、内臓機能の障害、発がん、異常行動などが起こる可能性があると、「アメリカのFDA獣医医療センター」が警報を鳴らしています。
具体的な危険性についてはハッキリとしていない部分が多々ありますが、強い抗酸化作用があり、生体への様々な影響が懸念されるため、人も犬も避けられるのであれば極力避けたい添加物です。
甘味料:グリシリジン・アンモニエート
グリシリジン・アンモニエートは、人間用の食品には使用することができない人工的な甘味料です。
砂糖の30〜50倍の甘さがあり、添加すると少量でもかなりの甘さが感じられるようになります。
人間に対しての安全性が確認されていないのにドッグフードに使う理由は、砂糖よりも安価に抑えることができるからです。
犬にとっても安全である保証はないので、できれば避けたい添加物と言えるでしょう。
着色料
着色料には以下のように様々なものがあります。
着色料の種類
- 赤色3号(エリスロシン)
- 青色102号(ニューコクシン)
- 赤色105号(ローズベンダル)
- 赤色40号(アルラレッドAC)
- 青色2号(インジゴカルミン)
着色料は、そもそも目の色覚が弱いワンちゃんにとっては必要な添加物ではありません。
犬は赤色と緑色が識別できず、フードに美味しそうな色がついていても、食べている愛犬には分からないからです。
それでも着色料を使用する理由は、飼い主さんに「新鮮な色で美味しそう」「彩りが良いから健康に良さそう」と感じてもらうためです。
着色料は、ラットに使った実験により、赤血球の減少や甲状腺腺腫の増加などの作用があると考えられているため、犬にもオススメはできません。
②安価なドッグフードは特に注意!本来捨てるはずのお肉「4Dミート」
4Dミートとは、4つのDの頭文字をとって4Dミートと呼ばれています。
4Dミート
- DEAD=死んでいる動物の肉
- DYING=死にかけの動物の肉
- DISABLED=障害・ケガのある動物の肉
- DISEASED=病気の動物の肉
ドッグフードには使用している肉の表記を「肉類」「副産物」「ミール」といった曖昧な表記で書いていることがあります。
曖昧に表記されている場合は、食用に適さない本来なら捨てられてしまうようなお肉「4Dミート」を混ぜ合わせて使用している可能性があるので注意しましょう。
死んでいる肉の場合は腐敗が進んでしまうため、大量の防腐剤を使用している可能性が高いです。
狂牛病や鳥インフルにかかった動物は基本的に殺処分されますが、これも使われているという話もあります。
③ドッグフードの食いつきを上げるために使用!アレルギーの危険性のある「動物性油脂」
動物性油脂とは、動物から摂取した油や脂肪分のことです。
鶏や羊、豚、牛などが色々とありますが、原材料に動物名の記載がない場合は、何らかの動物から摂取した油脂ということになります。
ドッグフードに動物性油脂を使用するのは、コストを下げたり、犬の食いつきをよくするためです。
ただ、動物性油脂は腐敗がしやすいため、危険な酸化防止剤を使用している可能性があります。
また、どの動物から摂取したのか?が明確に書かれていないと安心はできません。
もし良質な材料を用いているなら明確に記載するはずだからです。
牛肉や豚肉などのアレルギーを持つ犬であれば、特定できない動物性油脂はアレルギーの原因にもなるので避けた方が良いでしょう。
④ドッグフードのカサ増しに使用!消化しにくい繊維質「ビートパルプ」
ビートパルプとは、テンサイやサトウダイコンと呼ばれる野菜から取れる繊維質のことです。
テンサイから砂糖を作る過程で絞った汁を取り除いた繊維の部分が、ドッグフードの繊維源として使用されることがあり、これが「ビートパルプ」と呼ばれています。
ドッグフードには、カサ増しだったり、ワンちゃんの嗜好性を高めるために用いられています。
ただ、犬にとっては消化しにくい食材であり、テンサイを抽出する際に使う薬品が残っている恐れもあることから危険と言われています。
危険な添加物・成分が不使用のドッグフードでおすすめはどれ?
①危険な添加物不使用の高品質フード「モグワン」
モグワンはペット先進国のイギリスで開発された人気のあるドッグフードです。
着色料や香料不使用であり、高級な平飼いチキンと上質なサーモンを使用しているので良質なタンパク質を摂取することができます。
また、欧州ペットフード工業会連合の厳しい基準をクリアした工場で製造されているので、生産工場の安全性も高いです。
獣医学雑誌に掲載されたりと実績も豊富なので、無添加フードの中でも評判・人気が高く、信頼できるドッグフードです。

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②無添加・ヒューマングレードの国産品「このこのごはん」
無添加フードの中でも高品質で人気のあるドッグフードは、日本で製造されている「このこのごはん」です。
原材料は全て人間でも食べられる食材を使用しており、日本では手に入りにくい「パパイヤ」「モリンガ」以外は全て国産食材を使用されています。
また、このこのごはんは全犬種に対応していますが、使用している食材や粒サイズは全て小型犬向けに作られているので、特に小型犬にオススメのドッグフードと言えますよ。
僕もこのこのごはんを購入しましたが、ドッグフード臭さがなく鰹節の良い香りがして、愛犬(チワワ)も勢いよく食べてくれましたね。

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③100円でお試し可能!添加物不使用の国産品「ナチュロル」
このこのごはんと同様、ナチュロルも国産品の中で評判が高いドッグフードです。
主原料に牛・鶏・馬・魚の4種類の生肉を使っており、危険な添加物・有害となる原料は一切含まれていません。
また、ナチュロルは100円で30gのお試しができる点も魅力ですよ。
愛犬の食べムラでお困りの場合、いきなり1袋を購入することに抵抗があるかと思うので、少量のお試しができるのは大変助かりますよね。

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まとめ
まとめ
- 原材料に「添加物」、「4Dミート」、「動物性油脂」、「ビートパルプ」が含まれていたら注意すること。
- 健康維持をするなら無添加ドッグフードがおすすめ。
- 無添加の中だと「モグワン」「このこのごはん」「レガリエ」のような安全性が高く、食いつきも期待できるドッグフードがおすすめ。
ドッグフードの中には粗悪な原材料が含まれているものが多くあります。
粗悪な原材料が含まれたドッグフードを与え続けていくと病気を引き起こす恐れがあるため、長く与え続けることはおすすめできません。
愛犬がずっと元気でいられるためには、安心・安全のドッグフードを与えてあげることを推奨しますよ。
僕もドッグフードの安全性について調べるまでは市販の安いドッグフードを愛犬に与えていました。
ですが、安価なドッグフードには安いなりの理由があり、涙やけが引き起こったり、毛並みがパサパサになることがあります。

今回ご紹介したことが、ドッグフード選びで悩むあなたの少しでもお役に立てたら幸いです。
僕のおすすめのドッグフードも見てみてね〜♪

【我が家のおすすめドッグフード】
- 1位:モグワン
- 2位:カナガン
- 3位:アランズナチュラルドッグフード
- 4位:ナチュロル
- 5位:レガリエ
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